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『JORGE JOESTAR -ジョージ・ジョースター-』は、2012年9月19日に集英社から発売された舞城王太郎による小説作品。 == 概要 == 荒木飛呂彦の執筆30周年、『ジョジョの奇妙な冒険』の連載25周年の記念企画「''ARAKI 30th & JOJO 25th / 2011-2012 JUMP j BOOKS Presents Special Project“VS JOJO”''」の第3弾として発表された作品で、同作の第2部『戦闘潮流』にわずかながら登場したジョージ・ジョースター2世(主人公のジョセフ・ジョースターの父親であり、同作の第1部『ファントムブラッド』の主人公、ジョナサン・ジョースター&エリナの息子)を主役として扱っている。 物語においてはジョージの若き頃の冒険を描いており、第1部『ファントムブラッド』と第2部『戦闘潮流』のミッシングリンク的な作劇としても描かれている。主人公は「Jorge Joestar」。なお、英語名の「ジョージ」の綴りは「George」である(≠JoJo)が、スペイン語とポルトガル語の名前で、同じ意味の「Jorge」(ホルヘ、ジョルジ)が存在し、舞台がスペイン領なのでジョージも「ホルヘ」と呼ばれる。 物語が進むと2012年の日本に住むジョージと同姓同名の少年「名探偵ジョージ」が登場し、ジョージ2世の物語と2012年のジョージの物語が交互に描かれていき、最終章で二つの物語が一つに収束するという流れになっている。 表紙と挿絵は原作者の荒木飛呂彦とノベライズ作者の舞城王太郎の両名が手がけており、公式サイトでは舞城による各シーンのイラストが公開されている(枚数も大量で、全編の完全なネタバレとなっている)。 本作オリジナルのスタンド名は洋画に由来している。『ジョジョ』本編でのスタンド(STAND)以外にも、「ウゥンド(WOUND)」「ビヨンド(BEYOND)」「バウンド(BOUND)」といった独自要素が描写されている。 なお、単行本発売の1か月前のウルトラジャンプ2012年9月号(2012年8月18日発売)には、試し読みとして本作の冒頭部分が掲載された。 奇数章(ジョージ2世の物語)は章数が英数字で表記されており、偶数章(名探偵ジョージの物語)は章数が漢数字で表記されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「JORGE JOESTAR」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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